STRANGER

関西在住のカメラ好きです。日々、好きなもの、気になるもの等を色々と書き綴っております。

私のステーショナリー

トラベラーズノートと筆記用具


ステーショナリーに関して、ブログを書くのは久し振りです。
今日は、お洒落なカフェにお邪魔させて頂き、美味しい珈琲を頂きながらブログを書いております。

いつもリュックの中には、愛用のトラベラーズノートと幾つかのペンが入っていますが、本日のお供は、LAMY 2000(L-401)と、無印良品のアルミ万年筆2本、Can★Doのボールペン&タッチペンでした。

実は、私はタッチペンを余り使わない派の人間だったのですが、先日、別件にて使用する必要性に迫られて、ネットで事前にある程度調べて適当なものを...と、使用頻度も低めだと考えていますので、タッチペンは100均の商品を購入。
Apple pencilとか買えたら良いんですけど、あの価格に見合う程、使い倒す事が出来るか疑問なので...(苦笑)

私の使用しているトラベラーズノートよりも若干小型サイズのパスポートサイズもございます。

しかし、購入したタッチペンも、(事前調査の通り)なかなかに使い心地は良好で、100均侮り難しです。
(100均なので、予備と持ち運び用等を含め、4本も購入してしまいましたが...w)

私はステーショナリー全般が好きですが、中でも万年筆は特に好きです。
万年筆も幾つか所持していますが、どれも気に入っている愛用品です。

特に愛用しているのは、Pelikan(ペリカン)のスーベレーンです。
ニブと言われるペン先部分は太さが選べるのですが、海外メーカーの場合であれば、EFという極細字のものを選択されるのをオススメします。
EF以上の太さになると、アルファベットであれば問題ないのでしょうが、日本語、特に漢字の様に細かな文字の場合、文字が潰れてしまう場合があります。

特に日本人は、小さなノート等に細かなメモ書きをするケースが多いので尚更です。
オマケに細かな書き直しも多い日本人に、PILOTのフリクションシリーズが大ヒットするのは当然かも知れませんね。

万年筆の場合、書いた時のインクの にじみ具合は使われているノートの紙質や使用するインクにも影響されますので、この辺は慎重に選ばれると良いと思います。
(私自身も後日、改めてブログにしたいと思いますが、既に先人達が細かく丁寧に紹介されているので、需要としては低いでしょうね)

数年前から筆記用具が再び脚光を浴びる様になり、お店でも文房具売り場で万年筆等の取り扱いが増えています。
東急ハンズ等でも置いてあるので、店員さんに試し書きを申し出て、是非、書き心地を確かめてください。

因みに、Amazonさんでも取り扱いはされている様ですが、こちらの出費者さんの評価はイマイチな様ですね。
(私はAmazonで買った訳ではありませんので、レビューの真偽は分かり兼ねます)
しかし、万年筆自体は素晴らしいものですので、価格だけではなく安心出来る専門店でお買い求めになる方が良いと思います。
私が使用しているのはM800ですが、女性にはホワイトトータスカラーのM400もオススメです。

前述したPelikanのスーベレーンは、勿論、オススメなのですが、より日本語を書くのに適した万年筆というのもあります。
日本のメーカーが出している万年筆になるのですが、価格帯の割りには品質も良く、比較的細かい文字を書いても文字潰れし難いというのが、やはり、日本製品だなという感じです。
価格だけで言えば、100円そこ等からでも万年筆(万年筆モドキみたいなのもあります)が買えるのですから、ステーショナリー好きには嬉しい限りです。

話しを戻しますが、例えば、PILOT(パイロット)の、カクノというシリーズは、非常に安く、万年筆入門にはオススメです。

カクノもセット販売されているものもある様ですね。

カクノ等のお求め易い万年筆で、万年筆が好きになられたら、そこからステップアップして、同社のコクーンというシリーズも個人的にオススメですね。
カクノよりも高級感はありますが、そこまで高額なものではありません。
デザインも良く、女性にもオススメです。

PILOT製品ばかり紹介してもあれですので...(苦笑)

その他にオススメすると、プラチナ万年筆の#3776センチュリーも良いですね。
個人的には、シャトルブルーモデルが好きです。

オススメは言い出すとキリがないので、最後にしますが、セーラー万年筆のプロフェッショナルギアシリーズもオススメです。
セーラー万年筆の現在の価格参考はこちらから確認出来ます。

そんなセーラー万年筆の特徴は何といってもニブにあるでしょう。
現代の名工100人に選ばれ、ゴッドハンドと称される、ペン先職人の方がなめらかで繊細な書き味を提供しておられる様です。
基本的な字幅は、細(EF)・細字(F)・中細(MF)・中字(M)・太字(B)・ズーム(Z)・ミュージック(MS)の七種類で、このうち幅広く使われるのは中字(M)となり初心者にも扱い易い字幅かと思います。

(私の)MONTBLANCの悲劇


・・・と、オススメの万年筆の紹介ばかりしてきましたが、私が以前愛用していた万年筆に有名なMONTBLANC(モンブラン)の万年筆があります。
MONTBLANCの万年筆は、突然ボディが割れてしまって、現在は清掃して筆差しの中で眠ったままです。
製品に使用されている素材が、昔と変わってしまった事に起因するものだとは思いますが、割れた時には かなりショックを受けました。

まぁ...MONTBLANCというブランドの方向性や考え方が変化し、時代に適応して生き残る中で必要な事ではあったのかも知れませんが、個人的には、MONTBLANCというブランドのステーショナリーに対する信頼は無くなってしまったので、未だに眠ったままです。
まぁ、私如き若輩者がMONTBLANCへの信頼を失っただ何だと言う程度では、痛くも痒くも無いでしょうし、事実、今日現在もMONTBLANCは確固たる名ブランドとして生き続けているので、ある種、正解だったのでしょう。

無印良品の万年筆は良品


まぁ...MONTBLANCが眠っている話しはさて置き、比較的新しく購入した、無印良品の万年筆が意外と良くて、価格帯的にも持ち歩いても精神衛生上問題無いので助かっております。
私は、無印良品の万年筆は、モデルが異なる2本(アルミ丸軸とアルミポケット)を所持しておりますが、どちらもアルミ製で丈夫な造りになっています。
無印良品の品質の良さは、他の同社製品にも見受けられる部分も多く、個人的には好きなショップです。
ただ、現時点ではニブの選択肢がF(細字?)しかない事と、インクカートリッジのみとなり、コンバーター等が販売されていないのが少し残念ではあります。
美しいニブ(ペン先)の画像を貼っておきます。

元々、カートリッジタイプのインクが1つ付属しておりますが、私は他社のインクを使ったりするので、コンバーターを使用しております。
コンバーターは他社製品ではありますが、ロットリングアートコンバーター(SO 227-850)が、丸軸万年筆に流用出来るので、そちらを利用して対応しています。
ただ、サイズがよりコンパクトなアルミポケット万年筆の方は、同じコンバーターが利用出来るかは試しておりませんので、後日確認したいと思います。
ニブは普段、万年筆に馴染みの無い方でも大丈夫な様に、筆圧が強めの方でも ある程度対応出来るステンレス製のものがセットされています。
元々、万年筆は筆自体の重さで書く(そのくらい筆圧が要らない)のですが、シャープペンシルやボールペンに慣れた世代や、元々の癖で筆圧が強い方が多いのも現状でしょう。
別にニブも交換しようと思えば出来るし、自分癖に合った調整等も可能なんでけどね...
LAMYのサファリ等と同じ、ステンレンス製のニブですが、細かく仕上げてあり、チープな感じもなく良いと思います。
(どこかで見掛けましたが噂では、この万年筆はOHTOのOEMだとか?)
万年筆は、文字を書く度に削れていき、所有者の癖を覚え、独特の相棒となっていくものです。
その為、万年筆のニブは金で出来ているものが比較的高額な製品にはあしらわれています。
そうは言っても、人それぞれ楽しみ方もありますし、鉄ペンが劣っているというものでもありません。
それぞれ、個性があり、好みがあります。
ご自身に合った1本を見つけられるのが、良いと思います。

話しが脱線しまくってますが、今回の問題である、持ち運び時の収納についてです。
タッチペンを持ち歩く必要性に迫られてから、トラベラーズノートの筆差しが足らないという状況になってしまっておるんです(苦笑)
今までは、LAMY+万年筆の組み合わせで良かったのですが、タッチペンが加わった事により、筆差しの容量不足という始末。
いっそ、ペンケースを別途購入して、リュックに放り込んでおくのも良いのですが、基本的には余り荷物を増やしたくないタイプなので試行錯誤しておるところです。
拘って好きな感じのレザータイプの4本差し用となると、ソコソコの値段になってしまうので、ちょっと、それはそれで躊躇してしまう今日この頃。

カメラのレンズも欲しいものがあるので、出来る限り不要な出費はおさえたいのが本音なのです。
そうは言っても、呑み歩いている金を回せば、問題無いのでは?というのも一理あるのですがね。
今のところ、欲しいレンズが憧れのツァイスなので、これまた、ソコソコ良いお値段がするし、ストロボ関係(中華製でも良いのがあるので、こちらは安価でも良いのですが)も欲しい...と、書き出してみると物欲ばかりになってしまって困ったものです。

ステーショナリーの話題に戻しますが、普段の持ち歩き用に4本も要るのか!?っていう基本的な問題もあるんですよね(苦笑)
節約出来るところは節約して、必要なモノには相応の対価を支払って揃えていきたいなと考えています。

最近は、本当に100均でも便利だし、必要十分な商品が沢山ありますからね。
何より、100均であれば、紛失などの万が一の事態になっても、ショックは かなり軽減出来ます。
保護する対象が高価であれば、100均に任せるのは精神衛生上良くありませんので、相応の商品を買う方が良いですけどね。

トラベラーズノートへの筆記用具セットに関しては、もう暫く検討してみる事になりそうです。

ちょっとだけ珈琲のお話し


さてさて、このブログを書きながら、立ち寄らせて頂いているお店ですが、珈琲が大変美味しく、珍しく、お代わりを頂きました。
お代わりの際、「ケニア産の豆が、今日はあるんですよ」という美人マスターのオススメに甘えて、そちらをお願いする事にしました。

ケニア産の豆なので、少し酸味がありますが、フルーティーな香りもあり、バランスも良くて個人的には割と好きな味でした。
別に、珈琲について講釈をたれる程、詳しくはありませんので、アレコレとは書きませんが、「美味しいな〜」と、素直に感じて飲む事が出来て良かったです。
居心地の良い環境で頂く、料理なり飲料なりは、付加価値が付いてお得な感じがしますね。

さて、珍しく陽気に恵まれたので、もう暫く、先日手に入れたHELIOS44-2の試し撮り(ぐるぐるボケ)を踏まえ、お写んぽスナップをしながら、用事を済ませて帰宅したいと思います。