STRANGER

関西在住のカメラ好きです。日々、好きなもの、気になるもの等を色々と書き綴っております。

Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII

どうも、Taka.Mです。

ヤケに天災による被害の多い年だと感じます。
普段から台風慣れされている地域なら対策のノウハウもあるのでしょうが、最近の台風は進路が歪で分かり辛いのが厄介ですね。

さて、記事の順番を迷ったのですが、先にコチラのレンズから独断と偏見でレビューしてみたいと思います。
レンズは、Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PIIです。

Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PII

うん、箱からして既に格好いいです。
レンズ側の箱にはCOLOR SKOPAR 35mm F2.5 PIIのデザインも描かれていて素敵。

そして、愛機であるFUJIFILM X-T2にセットすると、こんな感じになります。
まず、素晴らしいコンパクトさと、メカメカしさが何とも言えません。

レンズとしては、パンケーキレンズに分類される5群7枚のレンズになるのですが、レンズキャップが小さいので取り外しの際に注意が必要なシーンもありますが、操作系は素晴らしい造りになっています。
これほどコンパクトなレンズなのに、操作に不自由を感じないレンズというのも珍しいと思います。
エルマーの様な沈胴式レンズと比較すると、若干大きいですが、撮影時のレンズ引き出しの工程が不要なのは咄嗟のスナップ撮影等には大きなメリットかも知れません。
レンズフードはVoigtlander純正専用品のLH-4Nです。
レンズフードにもVoigtlanderの刻印が!...格好いい。
このレンズフードはロック式になっているので、外す時には一度フードを本体側に軽く押し込んでから回してください。

私は、過去の経験と性格から、レンズフィルターはつける派の人なので、いつも通り安定のマルミさんの製品を付けております。
厳密に言えばレンズ本来の性能を余分なガラスを挟む事で、Carl ZeissのT*コーティングでも画質を落としてしまうのですが、レンズに何かあった時に保護してなかったら、直ぐに修理する資金も買い替える資金もありませんので、出来る範囲で保護しておくのが精神衛生上も良いのです。


さて、レンズに話しを戻しますが、鏡胴もズッシリとしたメタル感こそありますが、実際の重量としては134gとなっております。
このコンパクトな鏡胴の中にシンプルな5群7枚のレンズ構成で緻密に造り込まれていると思うとワクワクしてきます。
当然ながら、お散歩や気軽なスナップにも向いていますし、レンズの性能も非常に高いので、しっかりした撮影に対しても応えてくれる常用したい1本です。

私のタイプは新型なのでVMマウントとなっており、コシナ様のサポートに問い合わせさせて頂いたところ、「非公式ではありますが、富士フイルム様のマウントアダプターでの使用は、従来製品よりも直径が小さくなっており干渉の問題はなく使用可能と思われます。但し、干渉しないかの確認は、自己責任でお願い致します。」との事です。
※メーカーの公式発表ではありませんので、使用の際には自己責任でお願いします。

富士フイルム様のマウントアダプターを使ったところで、AFが使える訳ではありません。(笑)
Exift情報は一部記録されますが、あくまでフルマニュアルレンズです。

F値2.5

このVoigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 PIIは、解放F値が2.5となります。

レンズ構成上(テッサータイプ?)あまり明るくするのは難しいのかも知れませんが、余程、暗所撮影をしない限りは問題ない明るさだと思います。
個人的に、F2.8から更に一段解放して、F2.5に切り替える際のクリック感が好きです。

解放からシャープな解像感を得られますが、F5.6〜8辺りが解像感は高いのでは無いでしょうか。
最近のカメラは高ISOにも強い機種も多いので、使用用途によっては全く問題ないレベルだと思います。
レンズ分類的には、広角側のレンズとなり、再誕撮影距離も0.7m(機種によって異なる)なので、そこまでの接写は出来ませんので、テーブルフォト等には向かないかも知れませんが、元々しっかりと解像してくれているので、考え方によってはトリミング等でも対応は出来るのかな?と思います。
そして、思ったよりはうるさくない範囲で綺麗にボケます。

等倍で観ると葉っぱの葉脈までキッチリ写ってますが、背景はソコソコのボケ感があって個人的には好きです。
このレンズは、良くも悪くも"そのままを切り撮ります"。
古いものは古く、金属は金属、木材は木材...といった具合。
優等生的な写りなので、レンズ毎のクセを楽しみたい人には向きませんし、撮り方次第で面白くない写真にもなってしまいます。

まとめと撮影サンプル(ROKUMEI COFFEE様)


率直に非常に良いです。
よく、このコンパクトな中に、これだけ詰め込まれたものだな...と関心します。
画角も35mm換算で約50mm付近の標準画角になり、個人的には扱い易い画角(35〜50mm付近)です。
X-T2でのハンドリングも、特に重量バランスは悪くなく、丁度良い感じです。

今回は、奈良県の三碓にあるROKUMEI COFFEEさんにお邪魔して、店内撮影許可を頂き、幾つかサンプルを撮ってきたので載せておきます。
ROKUMEI COFFEEさんは、様々なニーズに応えて美味しい珈琲を頂ける、とても明るく綺麗で素敵なお店です。

レンズに関しては、手放せない信頼出来る相棒が出来た感じです(^ ^)








余談

そして、私の全てはココにある!(๑•̀ㅂ•́)و✧
こっそり人気の無い私のブログで暴露(笑)
もう、本当に至福の瞬間!!


ではでは...